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モレックス、光接続技術のテラマウント買収

2026年4月16日 (木)

M&Aコネクター大手のモレックス(米国)は15日、コパッケージドオプティクス(CPO)向け接続技術を手がけるテラマウント(イスラエル)の買収で合意したと発表した。AI(人工知能)やクラウド、5Gの普及に伴うデータ通信需要の増大を背景に、光インターコネクト分野での競争力強化と量産体制の確立を狙う。

テラマウントは、光ファイバーとシリコンフォトニクスチップを接続する着脱式のパッシブアライメント技術「TeraVERSE」を開発している。従来のアクティブアライメントに比べて組み立て工程の許容度が広く、量産適性に優れる点が特徴で、データセンターにおける高速通信と低消費電力の両立に寄与するとされる。保守性を確保したインターフェース設計も、運用面での負荷軽減につながる。

モレックスはTeraVERSEの技術を自社の光インターコネクト製品群に組み込み、設計・製造・サプライチェーンの一体化を進める。グローバルな製造基盤と組み合わせることで、CPOの商用化に向けたスケーラブルな供給体制の構築を目指す。テラマウントのエルサレム拠点は買収後も設計・開発拠点として機能する。

データセンターの高度化は、クラウドサービスやAI処理の拡大に伴い急速に進んでおり、通信の高速化と電力効率の両立が重要課題となっている。CPOはその有力な解決策とされるが、量産性や保守性に課題が残っていた。今回の買収は、こうした技術的ボトルネックの解消を通じて、次世代インフラの実装を後押しする動きといえる。

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