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野村不動産、フィリピンで海外初の物流施設完成

2026年6月4日 (木)

拠点・施設野村不動産は4日、フィリピン・カビテ州で推進する大規模タウンシップ開発「カビテプロジェクト」で、同社として海外初となる物流施設が完成したと発表した。現地大手デベロッパーのフェデラル・ランドと設立した合弁会社フェデラル・ランド・NREグローバル(FNG)を通じて整備したもので、「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング・フィリピンと連携した大型物流拠点となる。東南アジアにおける同社最大規模の物流施設としている。

▲野村不動産の海外初となる物流施設、ファーストリテイリング・フィリピンと連携した大型物流拠点(出所:野村不動産)

施設はマニラ首都圏に隣接し、物流・投資拠点として開発が進むカビテ州に立地する。空調設備やカフェテリア、休憩室、緑地を設け、現地ワーカーの労働環境に配慮した。太陽光発電や高効率空調設備を導入し、環境負荷低減にも取り組む。指紋認証による入退場管理や非常用発電機も備え、BCP(事業継続計画)対応と生産性向上の両立を図る。

(クリックで拡大、出所:野村不動産)

カビテプロジェクトは、カビテ州イムス市とジェネラル・トリアス市にまたがる全体敷地面積600ヘクタールの郊外型大規模開発。FNGは2022年から参画し、230ヘクタールの土地を取得した。30年超をかけて住宅、商業、教育、物流などを組み合わせた街づくりを進める計画で、今回の物流施設は「リバーパーク・ノース」に位置する。

同エリアでは今後、宅地分譲、戸建て、コンドミニアムなどの住宅開発に加え、大型商業施設「SMシティ・ジェネラルトリアス」の誘致や、アテネオ・デ・マニラ大学の新キャンパス誘致を進める。物流施設を先行整備することで、雇用創出や地域経済の活性化に加え、都市機能と物流機能を一体で備えたタウンシップ開発を加速する。

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