荷主トヨタは22日、ウーブン・バイ・トヨタとともに実証都市「Woven City」におけるAI(人工知能)技術や開発基盤を公開した。
公開したのは、視覚情報と言語を統合して現実世界の状況を理解・判断する大規模AIモデル「AI Vision Engine」や、安全支援の仕組み「Integrated ANZEN System」などである。これらはカメラ映像から人や車両の動きを解析し、行動予測を行うことで歩行者やドライバーに情報を提供し、安全運転を支援する。
また、街全体のデータを統合する基盤「Infra Hub」や、プライバシーに配慮したデータ活用を可能にする「Data Fabric」など、複数の技術を組み合わせることで都市全体のデータ連携を図る。これにより、モビリティとインフラが一体となった高度な運用が可能となる。

(出所:トヨタ)
あわせて、開発拠点「Woven City Inventor Garage」が4月に稼働を開始した。同施設では、試作や実証を行うスペースに加え、宿泊や交流機能を備え、開発者が継続的に実証を行える環境を整備する。さらに、実証フィールドや居住エリアを組み合わせた三層構造により、開発から実装までを一体的に進める体制を構築した。
今回、新たに4社が開発パートナーとして参画し、参画企業は計24となった。ロボット、空のモビリティ、金融など多様な分野の技術を掛け合わせることで、新たなサービス創出を目指す。
モビリティ分野ではデータ活用とAIによる高度化が進んでおり、物流や人流の最適化、交通安全の向上が重要課題となっている。今回の取り組みは、実証都市を活用した開発環境の整備により、次世代モビリティと都市機能の融合を進めるものであり、物流を含む都市インフラの効率化に向けた基盤整備として位置づけられる。
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