調査・データ海運調査会社ドリューリー(英国)が23日に公表した世界コンテナ運賃指数(WCI)によると、総合指数は前週比1%減の40フィートコンテナあたり2232ドルとなり、2週連続で下落した。アジア-欧州航路の運賃下落が全体を押し下げた。ホルムズ海峡を巡る緊張を背景に戦争リスクサーチャージや燃料費の上昇が続くものの、需要の弱さが運賃上昇を抑制している。
主要航路別では、アジア-欧州航路の下げが目立つ。上海発ジェノバ向けは8%減の3071ドル、ロッテルダム向けは4%減の2147ドルとなった。船社による欠航は限定的で、供給過剰感は解消されていない。
一方、北米向けでは航路ごとに動きが分かれた。アジア発米西岸向けは4%増の2934ドルと上昇し、船社が需給調整のため欠航を増やしたことが寄与した。米東岸向けは3562ドルで横ばいだった。さらに大西洋航路は15%増の2326ドルと大幅に上昇し、4月中旬に導入されたピークシーズンサーチャージ(PSS)や供給抑制の影響が表れた。
中東情勢の緊迫化によりホルムズ海峡周辺では運航制約が続いているが、燃料価格は直近のピークからやや落ち着いている。燃料コストの上昇圧力は残るものの、需要低迷による運賃の下押し圧力を打ち消すには至っていない。
足元では船社による供給調整の動きが一部でみられるが、全体としては需給緩和の状態が続く。ドリューリーは、短期的には運賃の変動は比較的限定的にとどまるとの見方を示している。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。



























