フード生活協同組合連合会コープ自然派・オレンジコープ事業連合は23日、兵庫県加古川市に自走式ロボットを活用した新物流センターを開設し、2026年6月から本格稼働すると発表した。需要拡大への対応と労働力不足を背景に、人依存を抑えた高効率な物流体制の構築を目指す。

▲兵庫県加古川市に開設した新物流センター外観(出所:コープ自然派・オレンジコープ事業連合)
新センターは、既存拠点の処理能力逼迫を受けて整備されたもので、現在2万2000オーダーの処理能力を将来的に最大5万オーダーまで拡張可能な設計とした。増築やライン追加を見据えた構造とし、今後の事業成長を支える中核拠点に位置付ける。
特徴は自走式ロボットを活用したピッキングシステムにある。従来はコンベヤー上を配送箱が流れる方式で、対象外の箱も作業者前を通過するため待機時間が発生していた。新センターではAGV(無人搬送車)を用い、必要なオーダーのみを作業者に搬送する方式へ転換。待ち時間の削減と作業効率の向上に加え、ピッキングミスの低減によるサービス品質向上を図る。

▲AGV集品システム(出所:コープ自然派・オレンジコープ事業連合)
作業環境の改善にも力を入れる。10度の低温環境での作業負荷軽減を目的に床暖房を導入したほか、ロボットアームによる自動積み付け機を設置し、身体的負担の軽減を図る。年齢や国籍を問わず直感的に操作できる設計とすることで、多様な人材の活用にも対応する。
また、有機青果を扱うグループ会社向け専用バースを設置し、青果の入荷・小分け・出荷の動線を最適化。たまねぎなどの長期保管に対応するドライ庫も整備した。あわせて古紙圧縮機を導入し、カタログや梱包資材のリサイクル機能を強化するなど、環境負荷低減にも取り組む。
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