財務・人事米鉄道大手ユニオン・パシフィック(UP)は23日、2026年1-3月期決算を発表した。燃料サーチャージを含む貨物収入の増加や価格改善が寄与し、売上高は62億ドル(前年同期比3%増)と過去最高を更新した。最終利益は17億ドル(同5%増)、希薄化後1株あたり利益(EPS)は2.87ドルとなり、増収増益を確保した。
貨物収入は4%増となり、燃料サーチャージを除いても3%増と堅調に推移した。一方で輸送量を示す車両数は1%減少しており、数量よりも単価やミックス改善による収益拡大が目立つ構造となっている。営業効率を示す営業比率(OR)は60.5%と0.2ポイント改善し、調整後では59.9%と0.8ポイント改善した。
オペレーション面では輸送効率の向上が顕著となった。貨車の平均速度は1日あたり235マイルと前年同期比9%向上し、ターミナル滞留時間は19.7時間と11%短縮した。機関車の生産性や従業員1人あたりの輸送効率も改善し、燃料消費効率も4%向上するなど、ネットワーク全体の最適化が進んだ。安全面でも人身事故率や脱線率が低下している。
同社は26年通期見通しを据え置き、インフレを上回る価格設定と安定した需要対応により、中単位のEPS成長を見込む。設備投資は33億ドルを計画し、配当の継続的な増額方針も維持する。
また、同社はノーフォーク・サザンとの統合に向けた規制手続きを進めており、実現すれば米国初の大陸横断鉄道網の構築につながる。ただし、規制承認や統合プロセスの不確実性も残るなか、当面は既存ネットワークの効率化と収益性改善が業績を支える構図が続きそうだ。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。


























