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トヨタ、ウーブン・シティフェーズ1の竣工式実施

2025年2月25日 (火)

拠点・施設トヨタ自動車は22日、未来のモビリティのテストコース「Toyota Woven City(トヨタ・ウーブン・シティ)」のフェーズ1竣工式(静岡県裾野市)を行ったと発表した。2020年のウーブン・シティの構想発表後、トヨタ自動車のモビリティカンパニーへの変革の現状が紹介され、24年10月に完成したフェーズ1の建物を公開した。

(出所:トヨタ自動車)

完成したのは、インベンターズ(発明家)やウィーバーズ(住民やビジター)が実証実験を実施・参加する交流の場となる「Kakezan Invention Hub」。インベンターズとウィーバーズがつながり、一社や一人では創り出せない新しい価値やプロダクト、サービスの創出を狙う場所、「掛け算による発明」を創りだす場所に位置付ける。

また、ウーブン・シティでは、地下も物流の実証の場所として活用され、天候などの環境に左右されずに自動搬送機能などの実証を行うことが可能。また、物流の実証を行うにあたり、ウーブン・シティの「しくみ」の1つであるデジタルツイン技術を活用。「デジタルツイン」は収集したデータなどを元に現実世界をデジタル上で再現する技術で、デジタルの世界でシミュレーションしたことをリアルの世界に反映してフィードバックを得て、それをデジタルの世界に加えて、そこでの精度を向上させる。

さらに、インベンターズとウィーバーズの集いの場となる「コート・ヤード」では、インベンターズが自動運転モビリティサービスe-Paletteのプラットフォームを使い、カフェとしてコーヒーや軽食を提供し、ウィーバーズがフィードバックを提供することなどが想定されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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