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住友化学が硫酸を値上げ、5月出荷分から

2026年4月27日 (月)

荷主住友化学は27日、硫酸の価格改定を実施する方針を明らかにし、需要家との交渉に入ると発表した。対象は濃硫酸(濃度98%以上)と薄硫酸(同70%以上)で、改定幅はそれぞれ1キロあたり+11円、+9円。5月1日出荷分から適用する。

原料である硫黄価格の上昇に加え、国内需要の減少、製造設備の老朽化に伴う維持・補修費の増加によるもの。同社はこれまでコスト削減を進めてきたが、自助努力のみでは吸収が困難と判断し、安定供給維持のため価格転嫁に踏み切る。

石油・ガス供給の混乱や海上輸送の不安定化を背景に、硫黄の国際価格は上昇基調にあり、硫酸コストを押し上げる構造となっている。硫黄は石油精製過程で副生されるため、エネルギー市場と密接に連動する。加えて、供給制約の中で肥料用途が優先されるとの見方もあり、工業用途向けの調達環境は一段と不安定化する可能性がある。

硫酸は肥料や化学品、金属精錬など幅広い産業で使用される基礎素材であり、価格改定はサプライチェーン全体に波及する可能性がある。

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