財務・人事玉井商船が7日発表した2013年4-12月期決算は、営業損益が前年同期の8800万円の赤字から9100万円の黒字に転換し、最終損益も5億3800万円の黒字となった。
これまで北米から日本への穀物輸送に就航していた「ニッケイタイガー」を5月31日に海外売船し、代替新造船「ニッケイシリウス」を6月7日に就航させて支配船腹の増強を図った。
市況が秋から一時的に好転したことに加え、対米ドルの円為替レートが1ドル20円安い99円前後で安定的に推移したことや、燃料油価格が1トン当たり40ドル安い642ドル前後に値下がりしたことなどから航海の採算が改善され、外航部門で増収・増益となった。
[玉井商船]2014年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)
2014年3月期第3四半期 | 2013年3月期第3四半期 | 増減 | |
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売上高 | 4,752 | 4,872 | -2.5% |
営業利益 | 91 | -88 | - |
経常利益 | 85 | -154 | - |
当期純利益 | 538 | -133 | - |