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ニッケイタイガー売船、支配船腹を強化

玉井商船、昨秋から市況好転、営業黒字に転換

2014年2月7日 (金)

財務・人事玉井商船が7日発表した2013年4-12月期決算は、営業損益が前年同期の8800万円の赤字から9100万円の黒字に転換し、最終損益も5億3800万円の黒字となった。

これまで北米から日本への穀物輸送に就航していた「ニッケイタイガー」を5月31日に海外売船し、代替新造船「ニッケイシリウス」を6月7日に就航させて支配船腹の増強を図った。

市況が秋から一時的に好転したことに加え、対米ドルの円為替レートが1ドル20円安い99円前後で安定的に推移したことや、燃料油価格が1トン当たり40ドル安い642ドル前後に値下がりしたことなどから航海の採算が改善され、外航部門で増収・増益となった。

[玉井商船]2014年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)

 2014年3月期第3四半期2013年3月期第3四半期増減
売上高4,7524,872-2.5%
営業利益91-88-
経常利益85-154-
当期純利益538-133-