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プロロジスとAMBが合併に最終合意、総資産3.7兆円に

2011年2月1日 (火)

話題物流不動産開発で世界首位の米国プロロジスは1月31日(現地時間)、同2位のAMBプロパティ・コーポレーションとの間で、対等合併することで最終合意に達したことを発表した。これにより、合併会社が管理する資産は460億米ドル(約3兆7720億円)となる。本社はサンフランシスコに置き、現プロロジスの本社があるデンバーには事業本部を設置する。

 

プロロジスの普通株式1株につき、新たに発行されるAMBの株式0.4464株が割り当てられる。合併後の社名はプロロジスとなる。合併により、新プロロジスが管理する物流施設の所在地は22か国に及び、管理面積も5570万平方メートルに達する。

 

合併後は、プロロジスのウォルター・C・ラコウィッチCEOとAMBのハミド・R・モハダムCEOが共同CEOに就くが、2012年12月31日付でラコウィッチ氏は退任し、モハダム氏がただ一人のCEOとなる。モハダム氏は合併後に会長となり、主に企業ビジョン、戦略、投資面を担当、ラコウィッチ氏は合併する両社のプラットフォーム統合作業とシナジー効果の創出を受け持つ。