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三井倉庫HD、経産省「SX注目企業」に初選定

2026年5月18日 (月)

認証・表彰三井倉庫ホールディングス(HD)は18日、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「サステナビリティトランスフォーメーション銘柄」(SX銘柄)で、「SX注目企業2026」に初めて選定されたと発表した。SX銘柄は、東京証券取引所上場企業を対象に、社会課題を中長期的なリスクや事業機会として捉え、経営・事業変革を通じた企業価値向上を促す制度。今回は「SX銘柄2026」に15社、SX注目企業に2社が選ばれた。

▲SX注目企業2026(出所:三井倉庫ホールディング)

SX注目企業は、SX銘柄には選定されていないものの、取り組み内容が注目される企業を選ぶ枠組み。三井倉庫HDは、キオクシアホールディングスとともに選定された。業種区分では、三井倉庫HDは倉庫・運輸関連業として選ばれた。

選定では、同社が「社会を止めない。進化をつなぐ。」をパーパスに掲げ、サプライチェーンの最適化と高付加価値サービスの提供を長期戦略としている点が評価された。物流を保管・輸送にとどまらない社会インフラとして捉え、顧客の事業継続やサプライチェーン再設計に関わる領域を重視している点が取り上げられた。

経産省のレポートでは、同社グループが掲げる「いつも、いざも、これからも。共創する物流ソリューションパートナー」というビジョンに沿い、「最適なサプライチェーンの設計」「広範囲で高品質なオペレーション」「共創による新たな事業創造」で構成するビジネスモデルを再定義していると紹介された。

また、現在の事業環境を起点に将来を見通す考え方に加え、2050年のありたい未来像から逆算し、2035年の社会像や顧客動向を整理している点も評価対象となった。物流業界では、災害の激甚化、人手不足、脱炭素対応、国際情勢の変化によるサプライチェーンリスクなどが重なっており、倉庫・運輸関連企業にも中長期の事業変革が求められている。

同社は、環境対応やDX(デジタルトランスフォーメーション)推進にも取り組み、持続可能な成長と企業価値向上を目指すとしている。今回の選定は、物流企業のサステナビリティ経営や、資本市場との対話におけるサプライチェーン機能の位置付けが評価対象となった例といえる。

経産省は6月1日にSX銘柄2026の表彰式を開き、選定企業の取り組みを紹介する。

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