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土屋商店、飲食店向け共同輸入基盤「FOOPO」開始

2026年5月18日 (月)

荷主土屋商店(大阪市北区)は18日、中小飲食店や食品工場向けに、食材を共同で直輸入する会員制コミュニティー「FOOPO」(フーポ)を開始したと発表した。第1弾として、価格高騰と供給不安が続くブラジル産鶏もも肉の共同輸入を始める。

円安や鳥インフルエンザ、中東情勢悪化による物流コスト上昇を背景に、輸入食材の価格上昇と供給不安が続いている。特に商流の下流に位置する中小飲食店では、仕入れ価格の急騰や品薄の影響を受けやすい状況となっている。

一方、大手企業はコンテナ単位での直輸入により、発注時点で価格を固定し、為替や相場変動リスクを抑える調達が可能だった。FOOPOは、複数の飲食店や食品工場の注文を集約し、コンテナ1本分に達した段階で海外メーカーへ直接発注する仕組み。これにより、中小事業者でも大手と同様の直輸入調達を利用できるようにする。発注時点で仕入れ価格を確定することで、2-3か月先の経営計画を立てやすくなるほか、国内需給の影響を受けにくい安定供給も実現する。商社や問屋を介さないため、多重マージンを削減できる点も特徴だ。

第1弾では、ブラジル産鶏もも肉を対象商品とし、1ケース12キロ入りで提供する。最小ロットは120キロ(10ケース)で、100口を募集する。たこ焼きチェーン「風風」を運営する風風ほか4社が先行参加する。

同社は「1社では難しいコンテナ輸入も、複数社で注文を束ねれば実現できる。中小飲食店や食品工場が、自ら仕入れをコントロールできる新たな選択肢を提供したい」としている。

FOOPOは「FOOD」(食)「COOP」(協同)「PORT」(港)を組み合わせた名称で、食のプロ同士が協力し、海外と直接つながる調達基盤を目指す。今後はLINEを活用した会員募集や入荷情報配信を進め、共同輸入の拡大を図る。

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