拠点・施設レゾナックは11日、ハードディスクメディアの生産能力を、現状の年間1億6000万枚規模から31%増の年間2億1000万枚規模へ拡大すると発表した。グループ会社のResonac HD Singapore(RHDS)を中核生産拠点と位置付け、2027年以降、市場動向や需要を見ながら順次生産ラインを立ち上げる。

(出所:レゾナック)
生成AI(人工知能)やクラウドサービスの普及に伴い、データセンター向けストレージ需要が中長期的に拡大するとみて対応する。レゾナックによると、ニアライン向けHDDの出荷容量は25年から30年にかけて年平均23%成長が見込まれる。ニアラインは、データセンターなどで使われる大容量ストレージ用途で、常時オンラインでアクセスできる一方、頻繁な高速アクセスを必要としないバックアップやクラウドデータなどの保存に用いられる。
同社は、データセンター向けストレージの中でも、高い信頼性と大容量、コスト効率を持つニアライン向けHDDが今後も中核的な役割を担うとみている。これに対応するため、グループ全体でハードディスクメディアの生産体制を再構築し、安定供給体制を強化する。
能力増強では、RHDSの既存フロアと遊休フロアを活用し、生産設備を導入する。閉鎖した台湾拠点などの遊休設備をシンガポール拠点へ移転し、投資効率を高めながら生産能力を拡大する。新設投資だけに頼らず、既存資産の再配置で供給力を引き上げる。
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