国際フェデックス(米国)は15日、中国・上海市の春雲路配送センターの大規模改修を完了したと発表した。デジタル化と自動化設備を導入し、小包処理能力や物流効率を高めることで、中国東部地域の配送体制を強化する。
同施設は東中国地域で最大規模の拠点で、面積は4400平方メートル。1時間あたり最大3000個の小包を仕分けし、1日平均12トンの貨物を処理する能力を持つ。上海市内向け貨物の仕分け・配送を担い、浦東国際空港の国際貨物ハブとも連携することで、国内外物流網の接続性向上を図る。
拠点には240人の従業員と150台超の配送車両を配置。医療、IT、先端製造、越境EC分野の顧客を中心に、グローバル市場向け輸送を支援する。今回の改修では、自動寸法・重量計測システムを導入し、仕分け時の計測精度や処理速度を向上させた。

▲拠点内部(出所:フェデックス)
また、業務効率化に向けた職場環境改善も進める。固定席型オフィスを見直し、共有型ワークスペースを採用したほか、配送員向けにセルフサービス式ロッカーを設置し、機器や認証情報の受け渡し業務を効率化した。
環境対応では、電動配送車50台超を導入し、車両電動化率を30%超に引き上げた。14台同時充電可能な充電設備7基を整備したほか、人感センサー照明や産業廃棄物由来の建材も採用し、省エネルギー化と資源循環を進める。
フェデックス中国のブアイ・ベン・タン副社長は「上海は国際貿易と物流の重要拠点であり、今回の投資は中国市場と世界市場を結ぶネットワーク強化の一環だ」とコメントした。
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