ロジスティクス両備トランスポート(岡山市中区)は19日、岡山県勝央町の津山支店敷地内に危険品倉庫2棟を新設し、2027年3月に稼働すると発表した。西日本エリアで危険物保管需要が高まるなか、岡山県北エリアでは数少ない危険品倉庫として整備する。延床面積は1983平方メートルで、1号棟が999平方メートル、2号棟が994平方メートル。いずれも鉄筋・耐火構造の平屋建てとする。

(出所:両備トランスポート0)
保管対象は消防法第4類の引火性液体で、第1石油類、第2石油類、第3石油類、第4石油類、アルコール類に対応する。リチウムイオン電池関連製品、エンジンオイル、消毒用アルコールなど、日常生活や事業活動で使われる商材の中でも、法令上の適切な管理が求められる品目は広がっている。企業側のコンプライアンス意識の高まりもあり、指定数量以上の危険物を扱うための保管拠点確保は、物流設計上の課題になっている。
新倉庫は中国自動車道・勝央インターチェンジ(IC)から4キロ、津山ICから6.2キロの立地に設ける。岡山県北エリアは内陸部に位置し、南海トラフ巨大地震に伴う津波、高潮、塩害リスクが比較的低いとされる。両備トランスポートは、関西地区への一極集中を避けるBCP(事業継続計画)対応の分散保管拠点としての活用も見込む。
津山支店には一般倉庫3736平方メートルと自社車両40台もあり、危険物保管に加え、一般貨物の保管、荷役、小分け出荷、輸送まで対応できる体制を持つ。移動式ラック、固定ラック、防爆型ベンチレータールーフファン、防爆式リーチリフト、バンニングスロープなども備える予定だ。同社は全国40拠点の輸送ネットワークと組み合わせ、西日本での危険物物流の受け皿を広げる。
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