イベント物流・倉庫の現場では、繁忙期と閑散期の波をならす手段として、スポットワークサービスがすっかり定着した。だが、便利さが常態化すると代償もまた常態化する。第1に外部活用が前提となり、人件費と手数料は下がりにくい。第2に日替わりの顔ぶれでは段取りと品質が揺れ、現場に小さな摩耗が積み重なる。第3に目先の穴埋めに追われ、中長期の人員設計が描けなくなる。これは人がいない話ではない。外部サービスに寄りかからなければ回らない、その体質こそが問題だ。
「また来てほしい人材」が埋もれている、採用実務の盲点
本来、スポット勤務で出会った人材は、“一度きり”ではなく、継続的に活躍してもらえる可能性を持っている。過去に自社で働いた経験者、「アルムニア(卒業生)人材」である。動線もルールも空気も熟知、説明を最小限にすぐ動ける。にもかかわらず、その多くは採用データベースの外に静かに埋もれている。新規募集と新規教育を何度も回すより、呼べる人にきちんと届く仕組みを整える方が合理的だ。SBSスタッフはこの盲点に真正面から向き合い、経験者を“戻れる戦力”として束ね直すデータベースづくりに踏み出した。

経験者に直接オファーを届ける、アプリ「アルムニア」の仕組み
ツナググループの人材活用アプリ「アルムニア」は、かつて自社で働いた経験者を“社内の名簿”としてデータベース化し、繁忙期など必要な局面で本人へ直接オファーを届けられる。SBSスタッフはこれを軸に、スポット勤務で生まれた接点を“循環資産”へ変え、経験者が再び戻ってこられる仕組みづくりを推進。現場理解のある人材の再活用を進めることで、教育負荷や外部手数料の抑制にもつなげている。もっとも道中は平坦ではなく、名簿づくりの設計や社内の意思決定では、試行錯誤と迷いも重なったという。
物流・倉庫現場の責任者必見、無料ウェビナーを5月27日に開催
スポットワークサービス頼みの現場ほど、「抜けたいのに抜けられない」空気が漂う。そこに風穴を開けたのが、SBSスタッフの“経験者名簿”づくりだ。自社で働いたことのある人材をデータベース化し、必要な日に必要な人数へ、まっすぐ声が届く仕組みを整えた。机上の理想論ではなく、現場の汗と計算で回る設計である。
この実践を共有する無料ウェビナーを、5月27日11時-12時にZoomで開催する。登壇はSBSスタッフ事業推進部長の倉光 曉氏、ツナググループ「アルムニア」推進部長の花岡 有輝氏。インタビュー形式で、名簿設計の勘所、社内を動かした判断の筋道、経験者へ継続的に声をかけられる体制づくりの実践まで、手の内を具体的に語る。定員は40人、参加費は無料。
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https://service.tsunagu-grp.jp/event/20260527
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