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J.D.パワーアジア・パシフィック調べ

小型トラック総合満足度調査、1位はトヨタ

2014年2月21日 (金)

調査・データJ.D.パワーアジア・パシフィックは21日、2013年の日本小型トラック顧客満足度調査の結果を発表した。車両選定の理由は、「販売店の営業担当者に対する信頼」(37%)が最も多く、次いで「販売店の系列関係、付き合い」(36%)が続き、「車両価格の安さ」(31%)や「本社の指示・方針」(23%)を上回ることが分かった。

調査は小型トラックに関する総合的な顧客満足度の評価を、4つの要因に基づいて算出し、影響度順に「アフターサービス」(51%)、「営業対応」(25%)、「商品」(13%)、「コスト」(11%)となった。

各要因での合計62の詳細項目に対する顧客の評価をもとに、総合満足度スコアを1000ポイント満点で算出し、13年の総合満足度の業界平均スコアは630ポイントとなった。

「販売店の営業担当者に対する信頼」を車両選定理由として挙げる顧客は、13年登録車を購入した事業者で特に高く、49%となった。さらに、11年調査時の割合(43%)からも6%増加した。

車両選定理由の中に「販売店の営業担当者に対する信頼」を挙げている顧客の方が、価格などそれ以外の理由だけを挙げている顧客に比べ、669ポイント対608ポイントで満足度が高かった。

高満足層(総合満足度800ポイント以上)と低満足層(500ポイント未満)の間で最も回答に格差が生じているのは「販売店の営業担当者に対する信頼」で、その差は46%となった。

ブランド別総合満足度ランキングでは、対象となった5ブランドのうち、総合満足度スコア643ポイントでトヨタが1位となった。トヨタは4つの要因のうち「商品」で最も高い評価となり、それ以外の「アフターサービス」、「営業対応」、「コスト」の3つの要因は、2位の評価となった。2位は641ポイントの日野、3位はUDトラックス(639ポイント)。