調査・データ中国国家統計局北京調査総隊が11日発表した2026年5月の北京市工業生産者価格によると、工業生産者出荷価格は前年同月比1.2%低下した。一方、前月比では0.6%上昇した。工業生産者の購入価格は前年同月比1.6%上昇、前月比0.7%上昇となり、出荷価格と購入価格で方向感に差が出た。
調査対象となる32の工業大分類のうち、出荷価格が前年同月比で上昇したのは11業種、低下したのは19業種、横ばいは2業種だった。生産財の出荷価格は0.2%上昇し、原材料工業は0.4%上昇、加工工業は横ばい、採掘工業は0.8%低下した。生活財は4.6%低下し、耐久消費財が5.8%、一般日用品が2.8%、食品が1.8%それぞれ下がった。
購入価格では、有色金属材料・電線類が前年同月比で19.8%上昇し、燃料・動力類も12.4%上昇した。化学原料類は1.3%上昇した一方、農副産品は11.5%低下した。前月比では、燃料・動力類が4.0%上昇し、化学原料類と農副産品はいずれも0.5%上昇した。
出荷価格は前年を下回る一方、燃料や動力、有色金属などの購入価格は高い伸びが続いている。北京市の製造業では、販売価格への転嫁が進みにくいなか、原材料やエネルギー調達コストの上昇が収益を圧迫している。
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