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AI手順書で技能伝承、愛媛DX事業に採択

2026年6月23日 (火)

サービス・商品キャリアサバイバル(名古屋市中村区)は23日、愛媛県が推進するデジタル実装加速化プロジェクト「トライアングルエヒメ2.0」の令和8年度「共創拠点枠」に採択されたと発表した。AI(人工知能)を活用した作業手順書の自動作成やスキル評価システムの社会実装を進め、製造業や運送業、建設業における技能伝承の効率化を目指す。

プロジェクトでは、現場で撮影した作業動画をAIが解析し、作業手順書を自動生成する仕組みを導入する。作業手順書の作成工数90%削減を目指す。また、熟練作業者と新人作業者の作業動画を比較分析し、作業スピードや無駄な動きの差異を可視化することで、熟練者の技能やノウハウの見える化を図る。

同社によると、愛媛県では製造業従事者のうち2万人が60歳以上で、5年から10年以内に引退を迎える見込みだ。また、県内製造業従事者のうち8600人が外国人労働者であり、熟練者の高齢化と労働力の多様化が同時に進行しているという。

今回導入するシステムは、多言語翻訳機能や理解度テストの自動生成機能も備える。外国人労働者が母国語で学べる環境を整備し、作業の標準化や現場教育の効率化につなげる。

トライアングルエヒメ2.0は、愛媛県が地域課題の解決を目的に実施するデジタル実装加速化プロジェクトで、県内企業や団体とデジタル技術を持つ企業をマッチングし、実証実験を通じて地域産業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速する取り組みだ。

今回の採択プロジェクトでは、愛媛県内の造船、金属加工、繊維などの地場製造業のほか、運送業や建設業も対象とし、技能伝承モデルの構築を目指す。

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