サービス・商品三菱食品(東京都文京区)は5日、基幹システム「MILAI」の刷新プロジェクトを2024年8月より開始すると発表した。このプロジェクトは、クラウドネイティブな基幹システムへの移行を目指し、従来のシステムを自社で保有・管理するオンプレミス型システムをフルクラウド化するものである。投資額はおよそ100億円に上り、2030年までに全社的なデジタル化を完了させる計画だ。
新システムでは、AIや自動機械学習(AutoML)を導入し、受発注や物流、在庫管理などの業務の効率化と高度化を図る。また、クラウドデータ活用基盤と連携し、内部データや外部データを統合・分析することで迅速な意思決定を支援し、企業間のデータエコシステムの構築を目指す。
このプロジェクトは、三菱食品が掲げる「MS Vision 2030」の一環として進められ、持続可能な社会の実現を目指す。また、食品流通業界全体の競争力を強化し、将来の市場変動に対応できる体制を構築することを目指している。これにより、業務効率の向上とコスト削減が期待されている。
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