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トータルシステムジャパンが破産手続き開始、TDB調べ

2014年2月28日 (金)

M&A帝国データバンク(TDB)によると、静岡県富士市のトータルシステムジャパンは、2月3日に千葉地裁より破産手続き開始決定を受けた。破産管財人は梨本勝弁護士(千葉県千葉市)。債権届け出期間は3月5日までで、財産状況報告集会期日は4月15日午後2時30分。

同社は2000年8月創業、01年5月に設立された軽貨物運送の受託業者。05年には人材派遣業や保険代理業のほか、「JAILOR」と呼ばれる電子錠の販売も手掛け、08年4月期には売上高2億4000万円を計上していた。

しかし、同業他社との競争が激しく、収益性は低調に推移。先行投資なども資金負担も重なって厳しい資金繰りが続いていた中、08年に資金調達が限界に達し、事業継続を断念していた。負債は2億5000万円。