M&A三菱倉庫は1日、100%出資子会社「三菱倉庫不動産投資顧問」を設立した。物流施設や不動産を対象とするアセットマネジメント事業に本格進出する。今後、法令上必要な免許を取得したうえで、2027年度に予定する私募ファンド組成の準備を進める。
同社グループは経営計画「2025-2030」で、物流事業と不動産事業の相乗効果を通じた新たな価値創出を掲げている。成長戦略の一つとして、アセットマネジメント事業への進出と資産回転型ビジネスの本格稼働を位置づけており、すでに同ビジネスへの投資を始めている。
新会社は、三菱倉庫グループが保有する不動産や、不動産開発・運営のノウハウを活用する。三菱UFJ銀行と三菱UFJ信託銀行から投資・運用に関する助言を受け、26年度末までに投資助言・代理業の認可取得を目指す。
初号ファンドは27年度中に資産運用規模(AUM)300億円での設立を計画する。ファンドのシードアセットには、三菱倉庫が保有するオフィスビル、商業施設、住宅などの不動産施設、物流施設、新規物件を想定している。その後、三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行との連携を深め、30年度にAUM800億円、31年度以降にAUM1000億円以上を計画する。
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