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BMW工場の順立て工程にヒューマノイド投入

2026年7月2日 (木)

荷主米フィギュアAIは6月30日、同社の最新世代ヒューマノイドロボット「Figure03」を、BMWグループの米サウスカロライナ州スパータンバーグ工場に投入したと発表した。組み立て・物流工程を担うHall52で、製造物流向けの作業デモを行った。

(出所:フィギュアAI)

フィギュアは2025年に前世代機「Figure02」をBMWの組み立てラインに導入しており、同年に3万台の車両組み立てに関わったとしている。今回は、従来の板金部品のピック・アンド・プレースから、より複雑な「シーケンシング」と呼ぶ部品順立て作業へ対象を広げた。

自動車生産の順立て工程では、組み立てラインに合わせて必要な部品を選び、所定の位置に並べる必要がある。実際の現場では、部品の向きや位置が常に一定ではなく、容器内でずれたり、回転したり、一部が隠れたりする。固定式の自動化設備や6軸ロボットだけでは対応しにくい変動を、ロボットが視覚情報をもとに判断しながら補正する点が焦点となる。

(出所:フィギュアAI)

Figure03は、同社の視覚言語行動モデル「Helix02」により、手、腕、胴体、足の動きを連携させる。薄肉の個別部品を両手でつかんで所定のスロットに置く一方、足位置を変え、姿勢を調整しながら、キャスター付きの大型金属カートを引く動作も行う。精密な把持と全身を使う力作業を同じワークフロー内で切り替える。

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