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郵船ロジスティクス、ベルギー医薬品倉庫を拡張

2026年7月3日 (金)

ロジスティクス郵船ロジスティクス(東京都港区)は2日、Yusen Logistics (Europe)が展開するヘルスケア物流ブランド「Movianto(モビアント)」のベルギー・アールストにある医薬品倉庫を大幅に拡張し、ヘルスケア物流サービスを強化したと発表した。

同施設は2016年に稼働を開始し、医薬品や医療機器を対象とした高品質な物流サービスを提供してきた。今回の拡張により、欧州における医薬品サプライチェーンの中核拠点として機能を強化する。

(出所:郵船ロジスティクス)

倉庫内には常温15-25度、冷蔵2-8度、冷凍マイナス20度、超低温マイナス80度の各温度帯に対応した保管設備を整備し、温度管理が厳格に求められる医薬品や医療機器の保管に対応する。GDP(医薬品適正流通基準)やGMP(医薬品適正製造基準)の認証を取得し、物流セキュリティに関する国際基準「TAPA」にも準拠した。危険物や麻薬専用保管エリアも備え、治験薬や治験機器の保管から二次包装などの流通加工、品質管理まで一貫した物流サービスを提供する。保税倉庫機能も有し、輸出入貨物の保管や通関手続きにも対応する。

環境面では、屋上への太陽光発電設備増設により施設消費電力の約50%を賄う計画で、LED照明やヒートポンプシステム、雨水の再利用を導入したほか、冷蔵設備には自然冷媒を採用し、環境負荷の低減を図った。

6月11日には開所式を開催し、アールスト市長や顧客、パートナー企業、郵船ロジスティクスグループ関係者が出席した。

郵船ロジスティクスグループは、成長が続くヘルスケア産業を重点分野に位置付け、欧州で取得したMoviantoの専門性とグループのグローバル物流ネットワークを組み合わせることで、医薬品物流の高度化を推進する方針である。品質管理や温度管理が求められる医薬品物流への対応力を高め、欧州域内でエンドツーエンドのサプライチェーンサービスを強化していく考えだ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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