サービス・商品ソラコム(東京都港区)は2日、プロファイル管理基盤「SORACOM Connectivity Hypervisor」の商用提供を開始すると発表した。あわせて、GSMAが策定したIoT向けeUICCリモートプロビジョニング規格「SGP.32」に対応したSORACOM IoT SIMの商用提供を7月7日に開始する。
新サービスは、GSMAが策定したIoT向けeUICCリモートプロビジョニング規格「SGP.32」に対応。SORACOMのユーザーコンソールやAPIから通信プロファイルを追加、切り替え、バックアップ回線の設定などを遠隔で実施できる。SORACOMと提携する通信事業者のプロファイルも一元管理できるため、用途や設置国に応じた最適な通信環境を柔軟に構築できる。
物流分野では、これまで出荷先ごとに異なるSIMを準備したり、通信冗長化のため複数のSIMを搭載したりする必要があったが、新基盤により単一のSIMで複数の通信事業者のプロファイルを利用できる。製造から物流、保守までの運用を簡素化できるほか、海外で課されるパーマネントローミング規制や通信制度の変更にも、機器を回収することなく遠隔で対応可能となる。
また、5G SAへの移行や旧世代ネットワークのサービス終了といった通信環境の変化にも、プロファイルの追加・切り替えで対応できるため、10年以上の長期運用が前提となるコネクテッドカーや産業機器、物流トラッキング機器、決済端末などでの活用を見込む。
同社は、通信事業者の枠を超えてプロファイルを統合管理する基盤として、IoT通信の運用負荷軽減とグローバル展開を支援する。
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