
▲T-LOGI仙台の外観
拠点・施設東京建物は2日、仙台市宮城野区でマルチテナント型物流施設「T-LOGI仙台」を6月26日に完成したと発表した。同社の環境配慮型物流施設「T-LOGI」シリーズとしては、東北地方で初の竣工物件となる。仙台港や仙台市内への近接性に加え、東北・首都圏間の広域配送を想定した中継拠点としての利用を見込む。
施設は仙台東部道路・仙台港北インターチェンジ(IC)から2.6キロに立地する。東北道、常磐道、三陸道へのアクセスを通じて東北域内の配送に対応するほか、首都圏方面への長距離輸送にも使える。仙台臨海鉄道・仙台港駅にも近く、トラック輸送だけでなく、鉄道を活用したモーダルシフトの受け皿としての機能も打ち出す。JR仙台駅からは13.6キロで、仙台市内向けの配送拠点としても位置付ける。
建物は地上4階建て、4層スロープ型で、延床面積は4万2270平方メートル。1・2階に片面バースを設け、バース数は各階20台、計40台を確保した。倉庫床の最小分割区画は5500平方メートルで、仙台エリアで需要がある小規模賃貸にも対応する。各分割区画には荷物用エレベーターと垂直用搬送機を1台ずつ設置し、複数テナント利用時の庫内動線に配慮した。
環境面では、屋上に設置した太陽光パネルで発電した電力を施設内で自家消費する。余剰電力は東京建物が所有する東京建物仙台ビルへ送電し、物流施設で生み出した再生可能エネルギーを中心市街地のオフィスビルでも活用する計画だ。こうした仕組みなどにより、建築物省エネルギー性能表示制度「BELS」の最高ランクである『ZEB』認証と、「CASBEE」Sランクを取得した。
施設概要は、敷地面積1万8421平方メートル、構造はS造、梁下有効天井高は各階5.5メートル、床荷重は1階が1平方メートルあたり2.0トン、2-4階が1平方メートルあたり1.5トン。ドックレベラーは計6基、普通駐車場は115台、トラック待機場は10トン車2台、40フィートトレーラー4台の計6台分を備える。
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