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東和薬品、田辺ファーマファクトリーを子会社化

2026年7月6日 (月)

M&A東和薬品(大阪府門真市)は3日、田辺ファーマ(大阪市中央区)から田辺ファーマファクトリー(大阪市中央区)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。あわせて、17成分35品目の製造販売承認を承継する。株式譲渡は2026年11月末、製造販売承認の承継は27年4月以降を予定しており、いずれも競争法クリアランスの取得を条件とする。

東和薬品は、第6期中期経営計画「PROACTIVEⅢ」で国内ジェネリック医薬品事業の進化を掲げ、安定供給体制の構築や製造管理・品質管理体制の強化を進めている。今回の株式取得により、グローバル基準の製造管理と品質保証体制を持つ田辺ファーマファクトリーをグループに迎え、高品質な医薬品の安定供給体制を強化する。

承継する17成分35品目は、アンプラグ、ウルソ、デパス、タナトリルなどの医療用医薬品で構成される。東和薬品は、製品ポートフォリオの拡充に加え、自社製品との品目統合や生産効率の向上を図る。また、先発医薬品企業が長年蓄積してきた製造技術やノウハウを継承する狙いもある。

田辺ファーマファクトリーは2008年設立で、医薬品の製造、売買、輸出入を手掛ける。26年3月期の売上高は157億8400万円、営業利益は11億4400万円だった。取得価額は両社の取り決めにより非開示で、東和薬品では負ののれんが発生する見込みとしている。

物流・サプライチェーン面では、生産拠点の拡充による国内供給力の向上が柱となる。東和薬品は将来的に田辺ファーマファクトリーへの設備投資を実施し、36年度に40億-50億錠の生産能力を目指す。さらに、自社3工場での設備大型化や生産効率向上による増産、協業などによる委託数量を合わせ、30年度に240億錠、36年度に300億錠以上の生産能力を目指す。製造能力の拡大により、医療用医薬品の安定供給体制を強化する。

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