ロジスティクス日本船主協会は6日、九州地区船員対策連絡協議会と共催で「第17回船員教育機関と内航海運業界との人材確保・育成に関する懇談会」を7月3日に福岡市で開催したと発表した。会場とオンラインを併用し、100人が参加した。
懇談会は、若年船員の確保・育成を目的に、船員教育機関と内航海運事業者が課題や取り組みを共有するもので、17回目の開催となった。冒頭では、日本船主協会の田渕訓生内航委員会委員長、九州地区船員対策連絡協議会の木許直樹会長のほか、国土交通省海事局内航課の中村謙太郎内航海運効率化対策官があいさつした。

▲会合の様子(出所:日本船主協会)
教育機関側からは各校の就職状況や卒業生の声、教員確保の状況などを報告し、内航海運事業者側は採用時に期待する点や新卒船員の離職理由、教育機関への要望などを説明した。
意見交換では、採用後の企業による人材育成の重要性に加え、職場の人間関係や乗船期間などの労働環境が離職要因となっているとの認識が示された。また、船舶見学など現場を知る機会を増やすことが、学生と企業のミスマッチ防止につながるとの意見で一致した。
会合では、船員確保・育成や働き方改革、教員不足、GX(グリーントランスフォーメーション)・DX(デジタルトランスフォーメーション)への対応など内航海運業界が抱える課題を踏まえ、官民学が連携して若年船員の確保・育成に取り組む重要性を改めて確認した。今後も懇談会を継続開催し、関係者の共通理解を深めることで、人材確保・育成の課題解決につなげる。
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