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ZenGroup、越境EC市場拡大と物流課題を解説

2026年7月9日 (木)

調査・データZenGroup(大阪市中央区)は9日、日本越境EC協会(JACCA)が6月18日に東京都中央区で開催したセミナー「越境EC最前線2026――市場を牽引する3社が語る、海外販売の現在地と次の一手」への登壇内容を公表した。

セミナーは、海外販売支援や購入代行、国際配送など、越境EC市場を支える3社が登壇する業界横断型のセッションとして開催された。当日は、海外販売の実務課題に関心を持つ参加者が集まり、各社の実務に基づく視点から越境EC市場の現状と今後の打ち手を共有した。

ZenGroupは「ZenGroupの実績データから読み取る直近の越境ECの動向」をテーマに講演し、同社が持つ海外販売データをもとに、世界各地に広がる日本商品の需要や、国・地域ごとに異なる購買傾向、制度・物流環境の変化を踏まえた海外販売戦略について解説した。

講演では、日本商品が従来から需要の大きい北米・欧州に加え、アジア、南米、中東などにも広がっている現状を紹介。特に、メキシコやペルーなどスペイン語圏を中心とした市場で成長が見られ、中東市場でも地政学的な不透明感が続くなかで堅調な需要が確認されていると説明した。

一方、同じ日本商品であっても、国や地域によって支持されるカテゴリは大きく異なるとし、越境ECでは「何を売るか」だけでなく、「どの国で受け入れられるか」を見極める視点が重要であるとした。

また、越境ECを取り巻く環境は、需要拡大と同時に複雑化していると説明した。各国で制度の見直しが進み、物流ルートや配送コストも国際情勢の影響を受けやすくなっているため、海外向けの販売ページを用意するだけでなく、決済、配送、税関対応、海外ユーザーへのカスタマーサポートまでを見据えた販売基盤が欠かせないとしている。

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