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日通、アジア向けに冷蔵・冷凍海上LCLサービスを開始

2011年2月7日 (月)

ロジスティクス日本通運は7日、東京・神戸CFS発アジア向けのリーファー(低温輸送専用)コンテナを利用した冷蔵・冷凍LCLサービスを2月1日から開始した、と発表した。

 

冷蔵・冷凍輸送で同社独自の発着一貫輸送責任体制を整備するとともに、船会社OOCL社のリーファーサービスを利用することで、香港向けに冷蔵・冷凍LCLサービス、シンガポール、バンコク向けに冷凍LCLサービスを提供するもの。

 

サービスの開始に伴い、キロトン単位での低温LCL輸送が可能となり、顧客の輸送コスト削減につなげるとともに、同社独自の作業手順や受託条件により、発地側CFSでの荷受けから着地側CFSでの荷渡しまでの一貫したオペレーション管理体制を構築。また、日本興亜損害保険と連携した専用の物保険もオプションで用意し、デリケートな冷蔵・冷凍貨物輸送に配慮した。

 

アジア諸国では、消費者の購買力向上とブランド志向の高まりから、日本製食品に対するニーズが高まっているため、同社は「日本製食品・農産物の輸出促進を積極的にバックアップしていく。今後も、サービス取扱拠点、受託可能温度の拡充を図っていくことで、顧客の利便性を高め、多化するニーズに対応する」としている。