サービス・商品UDトラックスは5日、2013年の世界販売台数を公表、インドネシアの鉱山需要の低迷が大きく影響し、前年比10.8%減の1万9047台となった。
アジア全体での販売台数は、インドネシアの鉱山需要低迷が主な要因となって12%減。日本では販売強化による効果が13年後半にかけて特に大型トラックで見られ、販売台数が伸びた。
タイでは販売拠点拡大に伴い販売台数が大きく増加。韓国では12年に販売開始した大型トラック「クオン」の浸透により、販売台数が伸びを示した。13年に発表した新興国向け大型トラック「クエスター」の販売台数は公表数字に反映されていないが、同社は「顧客の反応は非常に良く、14年は販売台数が大幅に増加すると期待している」とコメント。
中南米の販売台数は好調な経済を反映して62%増の273台、オセアニアは0.4%減、アフリカは3%減とほぼ前年並みを維持した。
12年に北米市場からの撤退を決めた影響で、北米は大きく減少して158台にとどまった。同社はキャブオーバー型市場の縮小と規制対応コストなどにより、北米向け生産の中止を決定している。最終受注は12年10月15日。
市場別販売台数 | 2012年(台) | 2013年(台) | 前年比(%) | |
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北米 | 436 | 158 | -63.8 | |
中南米 | 169 | 273 | 61.5 | |
アジア | アジア合計 | 16,240 | 14,238 | -12.3 |
日本 | 9,295 | 9,535 | 2.6 | |
東南アジア | 5,946 | 3,636 | -38.8 | |
その他 | 999 | 1,067 | 6.8 | |
オセアニア | 930 | 926 | -0.4 | |
アフリカ | 3,573 | 3,452 | -3.4 | |
合計 | 21,348 | 19,047 | -10.8 |