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配販分離見据え物流拠点として活用

スターゼン、東京部分肉センターの全株式取得

2014年3月6日 (木)

M&Aスターゼンは6日、東京部分肉センター(東京都港区)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。拡大する首都圏市場で対応スピードを高め、グループの首都圏営業拠点や、配販分離を見据えた物流拠点などとして活用する。

同社はこれまで、東京部分肉センターの株式21.52%を保有していたが、完全子会社化によって経営効率を高め、競争力の強化につなげることが可能と判断し、東京部分肉センターの株式40%を保有する東京食肉市場や28%を保有する東京食肉市場卸商協同組合から総額9億8100万円で10日に取得する。

東京部分肉センターは1987年に設立、冷蔵・冷凍倉庫業、不動産賃貸、管理業などを手掛けており、2013年3月期の業績は売上高6億200万円、営業利益1億1600万円、最終利益6000万円。最近は売上、利益ともに漸減傾向にあった。スターゼンの子会社が同社から倉庫、建物を賃借利用している。

■東京部分肉センター
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