ロジスティクスアトラックラボ(埼玉県三芳町)は13日、レール上を自動走行する「レールドローン」とAI(人工知能)自律制御システム「AT-SYNAPSE」、VLM(画像言語モデル)を組み合わせ、倉庫内の在庫や保管状況を把握する自動巡回システムを開発したと発表した。物流倉庫や工場内倉庫、レンタル会社の機材倉庫などでの利用を想定する。
システムは、倉庫内に設置したレール上をドローンが定期巡回し、カメラやLiDAR(ライダー)で棚や保管エリアを記録する。取得した画像やセンサーデータをAT-SYNAPSEへ連携し、VLMが商品の有無や保管場所、棚の使用状況、空きスペース、仮置き品などを読み取り、自然言語で回答する。

(出所:アトラックラボ)
バーコードが見えない荷物や未登録品、箱に入っていない工具や機材についても、外観や形状、色、周辺状況などから品目候補を推定する。バーコードやWMS(倉庫管理システム)を置き換えるものではなく、在庫探索や補充、保管場所の調整など日々の業務判断を支援する位置付けとする。正確な数量管理や入出庫処理では、バーコード、RFID、重量センサーなどとの併用を想定している。
レールには市販の30ミリ角アルミフレームを利用でき、LTEまたはWi-Fi経由でPCやタブレットから映像や機体状態、AIの解析結果を遠隔確認できる。高所ラックや無人時間帯の巡回、複数倉庫の遠隔確認などにも活用できるとしている。
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