ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ONE1Q最終益64%減、通期予想3倍に上方修正

2026年8月13日 (木)

財務・人事オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE、シンガポール)が4日発表した2026年度第1四半期(4-6月)決算は、売上高が前年同期比12.1%増の45億3900万ドル、税引後利益が同64.0%減の3100万ドルだった。北米や欧州、南米航路を中心に荷動きが増え、運賃も期末にかけて上昇した一方、中東情勢の緊迫化に伴う燃料油価格や運航コストの上昇が重荷となった。

EBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)は14.8%増の7億700万ドル、EBIT(利払い・税引き前利益)は2倍の7600万ドルだった。総積高は325万7000TEU、平均運賃は1TEU当たり1300ドル。北米航路では関税政策の変更を見越した前倒し出荷や小売在庫の補充を背景に5月以降の荷動きが増加した。欧州航路も需要が回復し、港湾混雑による供給制約も重なって全サービスで満船運航が続いた。

世界のコンテナ船腹量は3400万TEUを超えたものの、ホルムズ海峡を巡る混乱や港湾混雑で増加分の一部が吸収され、実質的な供給能力の拡大は限定的だった。ONEは中東地域への直航サービスについて、当面は再開が困難との見方を示した。

足元の運賃上昇と堅調な荷動きを受け、27年3月期通期の税引後利益予想を従来の3億ドルから9億ドルへ3倍に上方修正した。売上高予想も185億ドルから194億ドル、EBITは5億ドルから11億ドルへ引き上げた。見通しは、ホルムズ海峡周辺の運航条件が10月に紛争前の水準まで安定し、喜望峰経由の運航が年度内を通じて続くことを前提としている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。