拠点・施設DMG森精機は12日、海外市場で1500万株の新株を発行し、手取りで477億円を調達すると発表した。調達資金は国内外の生産拠点や研究開発拠点への設備投資、M&A資金に充てる。生産能力の増強に加え、部品内製化によるサプライチェーンの強靭化を進める。
発行価格は1株3349円で、発行総額は502億3500万円。払込金額は1株3202.56円で、払込総額は480億3840万円となる。欧州とアジアを中心とした海外市場で募集し、払込日は27日、受渡日は28日。発行後の発行済み株式総数は1億5732万5934株となる。
資金使途では、2027年1月に稼働予定の長岡工場に150億円を投じる。同工場は太陽工機と旧倉敷機械の2工場を統合する拠点で、生産能力を増強する。ポーランド工場には28年12月期までに140億円を充て、工作機械向け鋳物部品の内製化を拡大することで、サプライチェーン強化とCO2排出量削減につなげる。
このほか、米シカゴのR&Dセンターとソリューションセンターに60億円、工作機械の主要部品の内製化と生産能力強化に27億円を充当する。さらに100億円をM&Aの待機資金として確保し、工作機械メーカーとの事業再編や、技術やソフトウエア関連技術の獲得を目的としたM&A、資本・業務提携を検討する。
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