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ロジザード売上高11.9%増、BtoB拡大でMRR最高

2026年8月13日 (木)

財務・人事ロジザードが12日発表した2026年6月期通期決算は、売上高が前期比11.9%増の24億3600万円、営業利益が同0.8%減の4億400万円、最終利益が6.7%増の3億200万円だった。BtoB領域の受注・納品が伸び、売上高とMRR(月次経常収益)、最終利益はいずれも過去最高となった。

主力のクラウドサービス売上高は10.3%増の19億100万円、開発・導入サービスは22.1%増の4億4600万円だった。販売費・一般管理費は21.0%増の9億6700万円となった一方、営業利益は期初予算の3億5500万円を13.9%上回った。会社側は、人件費が計画を下回ったことなどを要因に挙げている。

BtoB案件の増加を背景に、MRRは前年同期比13.2%増の1億6800万円となった。同社は大規模・複雑な物流ニーズへの対応を強化し、流通・小売中心だった顧客層を広げる。クラウド型倉庫管理システム(WMS)は現在、2000か所程度の現場で稼働している。

27年6月期は売上高27億8500万円を計画する。既存WMS事業では営業利益4億7900万円を見込む一方、今秋提供を始める共通デジタル荷札「Bit Waybill」を含む共通物流データ基盤事業では7500万円の営業損失を見込むため、全社の営業利益は前期並みの4億400万円を見込む。同事業は27年度から29年度を投資期間とし、30年度の採算化を目指す。

同社は中期戦略として、BtoB事業の拡大に加え、M&Aや投資を通じてWMS以外の領域にも事業を広げる方針。Bit Waybillでは貨物ごとに共通IDを付与し、荷主、倉庫、運送事業者をまたいでデータをつなぐ構想を進め、従来の物流SaaS事業から物流DX全体を支援する事業体への転換を掲げている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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