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飯野海運、INEOS向けエタン二元燃料船が完成

2025年9月8日 (月)

荷主飯野海運は8日、スイスの石油化学大手INEOS Europe向けに長期貸船する大型液化エタン船(VLEC)「IINO INEOS VESTA」が完成したと発表した。建造は韓国・蔚山のHD現代重工業が担当した。

同船は貨物積載容量9万9000立方メートル、総トン数6万637トン、全長229.97メートル。エタンを主燃料とする二元燃料機関を搭載し、従来の重油専焼船に比べCO2排出量を大幅に削減できるのが特徴だ。

▲命名式の様子(出所:飯野海運)

飯野海運は中期経営計画で「2050年カーボンニュートラル達成」を掲げ、次世代燃料船への投資を強化している。これまでにメタノールやLPG(液化石油ガス)を燃料とする二元燃料船を導入し、アンモニア燃料に対応可能な「アンモニアレディ船」も展開。本船は同社初のエタン二元燃料船であり、環境対応船隊の拡充につながる。

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