
▲メタノール二元燃料焚き大型原油タンカー(出所:飯野海運)
荷主飯野海運は23日、国内初となるメタノール二元燃料を使用する大型原油タンカーの建造を決定したと発表した。船舶は出光タンカー、日本郵船、日本シップヤードとのコンソーシアムにより策定されたデザインコンセプトに基づき、日本シップヤードで建造され、2027年に完成予定。
このタンカーは、従来の燃料油に加えてメタノールを燃料として使用できる二元燃料システムを搭載し、CO2や硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)などの大気汚染物質の排出を大幅に削減する。さらに、主機プロペラ軸の回転を利用して発電する軸発電機を搭載しており、環境負荷の軽減に寄与することが期待されている。
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