調査・データアイオイ・システム(東京都品川区)は20日、3月に開設した東京ショールームの累計来場者が1000人を突破し、7月末時点で354社1123人に達したと発表した。来場者アンケートでは労働力不足や誤出荷、作業効率などが物流現場の主要課題として挙がり、自動化や物流DX(デジタルトランスフォーメーション)への関心の高さも明らかになった。

▲ショールーム内の写真(出所:アイオイ・システム)
187件の有効回答を集計したところ、「物流現場で最も解決したいこと」は労働力不足が78件で最多だった。誤出荷・作業ミスが74件、作業効率の悪さが68件、業務の属人化が50件、デジタル化の遅れが41件と続いた。限られた人員でも安定して稼働できる体制や、人為的なミスを防ぐ仕組みへの関心の高さがうかがえる。
物流業界で関心のあるキーワードでは「自動化(マテハン・ロボティクス)」が120件で最多となり、「人手不足・省人化」が94件、「物流DX(デジタル変革)」が93件だった。同社は完全自動化ではなく、ロボティクスと人手作業を組み合わせる「セミオートメーション(半自動化)」を提案している。
東京ショールームでは、AGV(無人搬送車)や立体型仕分けソーター、各種ピッキング・仕分けシステムなどを展示し、人とロボットが連携する物流現場を再現する。映像投影技術を使った「プロジェクションピッキングシステム」も実機で試すことができる。また、オンラインで見学やデモができる「LIVEショールーム」にも対応する。
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