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三菱重工、大型電動トラック向け冷凍機を欧州投入

2026年8月25日 (火)

サービス・商品三菱重工サーマルシステムズ(東京都千代田区)は25日、大型車両向け電動式輸送用冷凍機「TEUシリーズ」の販売を欧州で開始したと発表した。電動式輸送用冷凍機「Precisoシリーズ」の新ラインアップで、電動商用車への搭載性を高めるとともに、複数温度帯での輸送にも対応する。欧州の販売会社Mitsubishi Heavy Industries Thermal Transport Europeを通じて販売する。

▲電動式輸送用冷凍機「TEUシリーズ」(出所:三菱重工業)

欧州では都市部を中心に脱炭素化や大気環境改善への取り組みが進み、貨物輸送でも電動商用車の導入が本格化している。一方、大型バッテリーの搭載によって冷凍機を設置できるスペースが限られるため、冷凍機には車両ごとの架装条件に対応できる柔軟性が求められている。

TEUシリーズは、同社製品で初めてモジュール構造を採用した。コンデンサー、エバポレーター、コンプレッサーを小型モジュール化し、電動商用車の限られたスペースにも取り付けやすくした。従来のサブエンジン式「TUシリーズ」と比べ、本体体積を約30%、必要な開口幅や開口面積を40%削減し、重量も55%減らした。冷凍機の軽量化によって、電動商用車の航続距離確保にもつなげる。

▲「TEUシリーズ」搭載トラック(出所:三菱重工業)

冷凍能力を高める「エコノマイザサイクル」を採用し、大型トラックにも対応する。電源は車両バッテリー、車載発電機、冷凍機専用バッテリーなどから供給できる。

「TEU1400MA」は複数のエバポレーターを使用し、仕切られた荷室内で複数の温度帯を同時に管理できる。1台で異なる温度帯の荷物を同時に輸送でき、運送会社の柔軟なオペレーションを支援する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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