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原価計算を経営改善へ、運送2社が活用事例

2026年8月25日 (火)

イベントアセンド(東京都新宿区)は、運送事業者を対象とした「運送業の原価計算 まるわかり連続講座」の第6回を特別編として、9月17日に東京都千代田区で開催する。原価計算によって経営改善に取り組んだ運送会社2社の経営者が登壇し、案件ごとの収支管理や営業活動への原価計算の活用方法などを紹介する。参加費は無料。

同社によると、中小運送事業者では、長年の慣習から「どんぶり勘定」に近い運賃設定を続けているケースも少なくない。原価が明確でなければ赤字となっている路線や案件の把握が難しく、荷主に運賃引き上げを求める際の根拠も示しにくい。結果として、ドライバーの賃上げ原資の確保にもつながりにくいという。

アセンドを含む5社が実施した調査では、原価を記録・集計している企業は約6割だった一方、分析や改善に活用している企業は3割以下だった。コース・案件単位まで原価を分析している企業では、そうでない企業と比べて価格転嫁率が2倍だったという。

今回の特別編には、草水運送(宮崎県都城市)の草水裕也専務とスワローロジスティクス(愛知県清須市)の菊澤翔専務が登壇。草水運送では車両別の売上・収益分析を通じて原価管理を高度化しており、スワローロジスティクスでは原価計算を活用した業務分析や顧客との交渉、業務改善に取り組んできた。アセンドからは「原価計算 まるわかり講座」講師の奥村昭仁営業部長が参加する。

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