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拠点・施設野村不動産は18日、同社が手掛ける大規模高機能型物流施設ブランド「ランドポート」の開発用地を東京都八王子市と千葉県柏市で取得した、と発表した。
八王子市の用地では「ランドポート八王子2」（仮称、敷地面積4900坪）を、柏市では「ランドポート柏沼南」（仮称、1万1000坪）を開発し、それぞれ2016年夏と春に竣工する計画。
北八王子工業団地内の用地で開発するランドポート八王子2は、中央自動車道国立府中ICから7キロ、八王子ICから4キロと高速道路のアクセスに優れ、国道20号線などの幹線道路を経由して東京西部の物流拠点として、利便性が高い。
14年度中には圏央道の全線開通により、さらなる広域配送が可能となる見込みで、工業専用地域に位置している特徴を生かして24時間稼働にも対応。JR八高線北八王子駅から徒歩14分と良好な雇用環境を兼ね備えた物流適地となっている。
施設は4階建てで延床面積1万1000坪、トラックが上層階に直接乗り入れ可能な設計とし、分割ニーズにも柔軟に対応する。15年夏に着工、16年夏に竣工する計画。
ランドポート柏沼南は沼南工業団地の隣接地域に位置し、常磐自動車道柏ICから12キロ、国道16号線などの幹線道路を利用し、県内だけではなく首都圏への広域配送が可能な立地となっている。
24時間の物流稼働が可能で、JR常磐線柏駅からの路線バスと敷地内に余裕をもたせた駐車スペースを活用し、雇用面にも配慮した計画となっている。
施設は3階建て、延床面積1万5000坪で、余裕のある階高設定により将来の拡張や季節波動による荷量増加に対応可能なプランを想定している。着工は15年春、竣工は16年春とする計画。
