ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

横浜ゴム、技術者向け独自AIシステム開発

2026年8月28日 (金)

荷主横浜ゴムは28日、社内の技術文書を検索し、その内容に基づいて生成AIが回答する独自システムを開発し、8月に本格運用を開始したと発表した。RAG(検索拡張生成)とAIエージェントを活用し、材料開発を含むタイヤ開発で必要な技術情報を迅速に提示することで、開発のスピードアップと高度化につなげる。

同社では、タイヤ開発に必要な専門知識やノウハウが規則、要領、技術報告書、事例情報など大量の社内文書に蓄積されている。一方、開発目的や状況に合った情報を技術者が迅速に探し出し、意思決定に活用できる仕組みの構築が課題となっていた。

新システムでは、技術者が開発目的や状況に応じた質問を入力すると、関連性の高い情報を社内の技術文書から検索し、その内容を基に生成AIが回答する。AIエージェントが質問の意図をくみ取り、検索計画の立案、情報検索、結果評価を自律的に繰り返すことで、回答精度を高める。

▲“人とAIとの協奏”による技術情報活用プロセスの概念図(クリックで拡大、出所:横浜ゴム)

生成した回答には根拠となる元文書へのリンクも表示し、技術者が情報の出所を確認し、回答の根拠や妥当性を自ら判断できるようにした。生成AIだけで意思決定を完結させず、人が結果を解釈・判断する同社のAI利活用フレームワーク「HAICoLab(ハイコラボ)」の考え方を取り入れている。

横浜ゴムはこれまで、ゴムの配合物性値やタイヤ特性値の予測、ゴム配合の生成、金型設計支援などにAI(人工知能)を導入し、材料設計やタイヤ設計でのデータ活用を進めてきた。今回、技術文書に蓄積した知識を検索・活用する機能を加え、タイヤ開発環境を拡張した。

同社は今後、システムをさらに高度化するとともに、HAICoLabを実践できるDX(デジタルトランスフォーメーション)人材の育成を進める。社内に蓄積したデータや知識を一層活用し、製品・プロセス・サービスの革新を目指す。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。