ANA、貨物事業会社ANAカーゴが4月1日スタート

ロジスティクスANAホールディングスは19日、4月1日から貨物事業会社「ANAカーゴ」による営業をスタートし、貨物事業の拡大を図ると発表した。

貨物便、旅客便ネットワークをあわせた国内唯一の「コンビネーションキャリア」として利便性を高め、CS推進体制を強化して輸送品質の向上、収益基盤の強化につなげる。

これまではANA貨物事業室が「貨物部門」として活動していた新生ANAカーゴでは、事業基盤を一新し、企画・マーケティング・販売計画などと、ANAロジスティクサービスが担っていたエアラインセールス・上屋ハンドリング・ソリューション（フォワーディング・ロジスティクス）などの貨物事業を統合し、一体的に運営する新たな事業会社としてスタートする。法人は2013年10月に設立済み。

ANAカーゴのスタートを機に、これまでのサービス・商品ロゴを刷新。ANAカーゴのサービスブランドを通じて「より安心感を感じてもらいたい」との思いから、字体を現行よりも太く、また丸みを帯びたデザインとした。

新ロゴは4月1日以降、新規に導入するコンテナなどの機材や貨物専用機、キャンペーン商品、WEBサイト、パンフレットなどに使用する。

ANAカーゴはグローバルマーケティング事業部・エアライン販売事業部・オペレーション事業部・ソリューション事業部の4事業部による組織体制で運営する。