UPS、トラック輸送仲介のコヨーテ社を2233億円で買収

M&AUPSは4日、テクノロジー主導の「ノンアセット型トラック輸送仲介事業」を展開するコヨーテ・ロジスティクス社を18億ドル（2233億2506万円）で買収すると発表した。

この買収により、大規模なノンアセット型FTL（トラック）輸送マネジメントサービスをポートフォリオに加え、復路活用や購入輸送サービスで相乗効果を見込む。

コヨーテ・ロジスティクスのジェフ・シルバーCEOは、同社がUPSグループとなってもCEO職を継続する。

UPSのデビッド・アブニーCEOは「FTLフレート輸送仲介市場は高い成長率を誇っており、今後もほかの輸送事業を上回るペースで成長が期待できると見込んでいる。今回の好案件な買収により、UPSのFTL規模は大幅に拡大し、新たな売上成長とシナジー効果の機会を活用できるようになる」と話している。