八洲電機、電子デバイス･コンポーネント事業を分社化

荷主八洲電機は17日、電子デバイス・コンポーネント事業を切り離し、4月1日付で新設する「八洲電子コンポーネント」（仮称）に移管すると発表した。

昨年4月から社内カンパニーとして活動している電子コンポーネント社では、ルネサスエレクトロニクス製半導体を中心に、液晶、EMS、ソフト受託開発などで電子デバイス・コンポーネント事業を手がけている。

電子社では以前から行っている技術者によるフロントセールスを強化した結果、徐々に成果を上げ、デバイス単体営業から顧客へのソリューション営業へ体質改善を図った。同社は独自のエンジニアリング会社を目指しており、電子デバイス・コンポーネント事業でも組み込み技術へのエンジニアリングソリューションを目指し、完全分社化を行う。