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ヤマト、マレーシア向けクール便の販売開始

2016年3月23日 (水)

ロジスティクスヤマト、マレーシア向けクール便の販売開始ヤマト運輸は23日、香港、台湾、シンガポール向けに続き、28日から日本発マレーシア向け一貫保冷小口輸送「国際クール宅急便」の販売を開始すると発表した。

マレーシアでは高級志向・健康志向の高まりや、これまで大手デパートにしか置いていなかった日本の食材がスーパーや専門店、物産展でも見られるようになるなど身近な食材となり、日本食の人気が高まり、日本の事業者にとってはマレーシアでの需要の拡大や、TPP協定による輸入関税の即時撤廃でビジネスチャンスが広がるとみられている。

同社はこれまで、沖縄県、ANAカーゴと連携し沖縄国際物流ハブを活用したスピーディーで高品質な一貫保冷小口輸送として香港、台湾、シンガポール向けに国際クール宅急便を展開してきたが、マレーシアへの展開により、同国の日本食ニーズや日本の農水産品の輸出拡大に寄与する。

国際クール宅急便は、全国のセールスドライバーによる集荷や宅急便センターへの持ち込みで、荷物1個から発送する。日本のクール宅急便と取り扱いサイズが同じため、国内と同様に利用できる。

24時間通関が行える沖縄国際物流ハブを活用した国際間のスピーディーな輸送により、最短で翌々日の午前中から、マレーシアヤマトのセールスドライバーが店舗や自宅へ配達する。2011年から宅急便事業を開始したマレーシアヤマト運輸は、日本と同様に保冷機能を完備した車両を使用し、クール宅急便を取り扱っている。

国内、シンガポールまでの空路、シンガポールからマレーシアまでの陸路すべてにヤマト運輸が保有する航空保冷コンテナを使用する。

(出所:ヤマト運輸)

(出所:ヤマト運輸)