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小田原箱根道路全線開通1年、渋滞解消効果

2016年4月28日 (木)

拠点・施設関東地方整備局は27日、小田原箱根道路と箱根湯本方面が全線開通した1年後の整備効果を発表した。東京方面から箱根湯本方面へのアクセス向上や交通事故の減少、渋滞が解消する効果があった。

(出所:国土交通省)

(出所:国土交通省)

開通により小田原・箱根湯本間のルートが2つになり、それぞれのルートで所要時間が短縮された。開通前と開通後の上板橋交差点から山崎IC所要時間の変化をみると、現道国道1号を利用した場合、開通前は13分かかっていたのに対し、開通後は7分となり6分短縮した。小田原箱根道路を利用すると、開通前の現道国道1号と比べて8分短縮する5分で到着できる。

現道国道1号の交通量は、開通前と比較して平日で20%減、休日(秋の行楽期)で33%減少となった。年間を通じて小田原箱根道路に交通が転換した。これにより交通がスムーズに流れ、現道国道1号の事故件数が減少した。

また、交通転換により現道国道1号風祭交差点で、8時台に発生していた最大420メートルの渋滞が解消された。