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国交省まとめ

大雪で高速通行止め8区間、物流施設被害なし

2018年1月23日 (火)

ロジスティクス国土交通省が22日夕刻時点でまとめた情報によると、同日午前中から降り続いた降雪による港湾・物流関係施設への影響は確認されていない。高速道路や主要国道などの道路インフラも、雪による通行止めは多く見られたものの、大雪に伴う被災で通行止めとなった道路はなかった。

降雪による道路の通行止めは、高速道路が東名高速東京IC-厚木IC間の35キロ、圏央道厚木IC-あきる野IC間31.2キロなど7路線8区間(135キロ)。直轄国道は国道1号線(箱根新道)の箱根湯本-箱根間13.8キロ、国道138号線の山中湖村平野-須走間8.1キロの2路線2区間。公社有料道路や指定都市高速で雪による通行止めはなかった。

補助国道は国道385号線(福岡県那珂川町坂本峠)1.4キロ、国道500号線(県添田町英彦山-みやこ町犀川帆柱)7.1キロの2区間、政令市道は東京都3区間、福岡県2区間、熊本県1区間の計6区間で、いずれも降雪に伴うもの。自動車道は白糸ハイランドウェイ(長野県)、芦ノ湖スカイライン(神奈川県)、湯河原パークウェイ(同)、箱根ターンパイク(同)、箱根スカイライン(静岡県)、伊豆スカイライン(同)、伊勢志摩スカイライン(三重県)の7路線で通行止めとなった。

海事関係では7事業者8航路で運休か一部運休となった。運休は東海汽船(東京-八丈島)、神新汽船(神津島-下田)、伊豆諸島開発(八丈島-青ヶ島)の3事業者3航路、一部運休は箱根観光船(箱根町-湖尻桃源台)、伊豆箱根鉄道(箱根関所跡-湖尻)、ポートサービス(横浜駅東口-山下公園)、東京都観光汽船(浅草-日の出)、東京都観光汽船(日の出-お台場)の4事業者5航路。

航空関係は261便が欠航となったが、空港施設の異常は確認されなかった。

▲首都高速道路の通行止め(黒塗りされた路線)状況(出所:JARTIC)