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さがみ縦貫道路周辺で時速10キロ以下の渋滞解消

2015年5月27日 (水)

拠点・施設国土交通省は27日、ことし3月に全線開通したさがみ縦貫道路の整備効果をまとめ、公表した。

さがみ縦貫道路は、横浜湘南道路や高速横浜環状南線とともに圏央道の神奈川県区間を構成する自動車専用道路で、2014年6月28日に相模原愛川-高尾山間の延長14.8キロが、ことし3月8日に寒川北-海老名JCT間の延長4.3キロが開通し、34キロが全線開通となった。

まとめによると、さがみ縦貫道路が全線開通したことで、神奈川県内の南北移動が円滑化し、相模原から茅ヶ崎までの所要時間が83分から48分へと大幅に短縮。

国道129号、16号など周辺の一般道の渋滞が改善(混雑区間が減少)し、混雑時に時速10キロ以下の区間が解消、20キロ以下の区間も25%減少した。

これらの時間短縮効果により、相模原市などで民間投資、企業立地が進み、新たな雇用が生まれている。相模原市の新規求人数は3割増加し、沿線メーカーの物流も効率化が進展した。